5分でストーリーを作り上げる、スピード・ストーリー構築手法

今月も、先月に引き続き、プロフェッショナルスピーカー向けの集中ブートキャンプに参加してきました。

全4日間×4カ月のうち、半分が終了。より深い学びや新たな学びがあり、前回にも増して充実した4日間となりました。今回は、この新たな学びの中から、たった5分でストーリーの骨子を構築できる、スピード・ストーリー構築手法をご紹介します。ほとんどのプロスピーカーもなかなか知りえないこの手法を、皆さんに日本中の誰よりも早くご紹介します!

日常の出来事は何でもストーリーになる

ストーリーを語れと言われても、自分の毎日は… 続きを読む

感情はウソをつかない

今私は、選ばれたプロフェッショナルスピーカーだけが受けられる、4日間の集中ブートキャンプを終え、ニューヨークに戻る帰路でこの記事を書いています。

ニュージャージー州のとある閑静な街に拠点を構える「トレーニング場」には、北米はもちろん、世界中からプロフェッショナルスピーカーが集まり、お互いに切磋琢磨しながら研鑽を積んでいきます。集まったプロフェッショナルスピーカーは40人。これまでの登壇ビデオやトーク内容を提出、さらにプロフェッショナルスピーカーとしての現在地から目指すゴールについて様々なインタビュ… 続きを読む

「オレオレスピーチ」から脱却せよ

つい先日まで、7月5日に出版された書籍『20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす』の日本全国出版記念ツアーを行っていました。

その出版記念イベントに参加してくださった方の中に、政治家のMさんがいらっしゃいました。イベント終了後、とても参考になった、ぜひとも実践したい!と興奮気味にお話ししてくださるMさんから、一つ質問を頂きました。

「政治家の演説はどうしても、“オレオレスピーチ”が基本なんです。自分の実績を有権者にアピールしないといけません。どうしたらいいのでしょうか」

私は常々、「オレ… 続きを読む

ストーリーは聞き手の心をひらく鍵

ビジネスプレゼンにストーリーを組み込むことで、どれだけ差が出るものなのでしょうか。

実際に、ストーリーを組み入れることで、一度断られた3億円の投資を獲得できたケースを、ご紹介しましょう。

クライアントのO氏は実業家で、日本に様々なロシア製品を輸出入している商社を経営していました。取扱商品は実に多岐にわたり、ロシアの食品やお茶、伝統産業品、中古自動車に至るまで幅広いものでした。この会社は日本では事業がどんどん成長しており、O氏は、アメリカ市場へとさらに事業拡大すべく、物流、ITシステムなどに投資する必… 続きを読む

自分だけのドーナツを見つけよう

ストーリー、ストーリー、ストーリー!!

とはいいながら、ビジネスパーソンが行うプレゼンで、ストーリーを巧みに組み込んでいる事例は、日本ではまだまだ多くは見られません。

そんな中で、素晴らしいストーリー作りをしているな、と感心するのが、トヨタ自動車がYouTubeで配信している、トヨタイズムというチャンネルです。約3万人のチャンネル登録者を持つ、この「トヨタイズム」チャンネルでは、豊田社長や役員のスピーチ・インタビューから、著名人と豊田社長の対談、そして、俳優の香川照之氏を「編集長」として起用した、「… 続きを読む

Winning Storyを作るには

世界中から約3万人が参加する国際スピーチコンテスト

私は2013年から毎年、国際スピーチコンテストに出場しています。これは、トーストマスターズという、スピーチの向上を目指して互いに学び合う、アメリカ発の国際教育団体が主催しているもので、現在世界143カ国に1万6,600支部、35万7,000人のメンバーを有しています。このコンテストには、世界中から約3万人が参加し、約半年間で何ラウンドもの予選が行われ、各予選を勝ち抜いた優勝者のみが次のラウンドに進める、という仕組みになっています。

私は2013年か… 続きを読む

聞き手をひきつけるストーリー作りのコツ

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人は「コントラスト」に心が揺れる

ここまで、コーポレートストーリーの作り方をひと通りご説明しました。さらに聞き手を引きつけるストーリー作りのコツとは、なんでしょうか。

ビジネスにおいて、商談であれ、商品デモであれ、社内ミーティングであれ、伝えたいメッセージを受け入れてもらえるよう、相手を説得する必要があります。しかし人が説得されるためには、頭で情報を理解しただけでは不十分で、心が揺れ動くことが必要です。つまり人は心が揺れると共感しやすいものなのです。

前回まででご紹介した、よくあるパターンの「事例紹介… 続きを読む

コーポレートストーリーへと進化させる3つの要素

前回、M社の例を挙げて、事例紹介とストーリーの違いを実例でお見せしました。下記のとおりです。

M社の事例紹介(ケーススタディー形式)

背景:大豆商品を扱う中小企業M社が開発した新商品に類似商品が現れ、この類似商品を開発販売した大手N社により、市場シェアがどんどん取られてしまう状況に置かれた。

課題:大手N社のブランド認知度や幅広い販路に負けず、自社開発商品の売り上げを確実に伸ばし、市場シェアを回復することが喫緊の課題である。

ソリューション:M社独自の特許技術の特徴を、各顧客にも理解してもらえるよう、中

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情報のエンターテインメント

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プレゼンは聞き手を「TALL」にするもの

そもそも、プレゼンが果たす役割とはなんでしょうか。

インターネットやモバイル技術など、コミュニケーション手段が多様に手に入る今日、情報伝達は容易にできます。なぜ、生身の人間が特定の時間に特定の場所にわざわざ行って、話を聞く必要があるのでしょうか。… 続きを読む

「事例紹介」では相手は動かない

比べてみてください。まず、数年前に行われた、某日本企業トップによるプレゼンテーションのオープニングです(実名は変えています)。… 続きを読む