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リーダーの技量が問われる「危機対応スピーチ」

2020-04-26T18:18:03-04:0004/21/2020|News, BTspeaking|

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)によって刻一刻と状況が変化するなか、各国・各都市・各業界のリーダーたちが大胆かつ的確な判断を下さなければならない厳しい局面に立たされています。今回は、そんなリーダーたちが行った、お手本となる危機対応スピーチをいくつか取り上げて解説します。 …

コントラストで相手の心を揺らすストーリーを作る

2020-03-07T17:39:51-05:0001/28/2020|News, BTspeaking|

モールエスカレーター方式 顧客へのプレゼンであれ、ミーティング時の発表であれ、ストーリーを語ることは相手を動かすうえで効果的です。ただし、相手を動かすストーリーには、ある法則があります。 空港などにある、動く歩道を思い浮かべてください。 …

ストーリーは秀逸なプレゼンづくり以上の効果をもたらす

2020-01-05T11:44:17-05:0012/25/2019|News, BTspeaking|

9月から4カ月連続で続いていた、プロスピーカーの集中ブートキャンプがようやく終わりました。「ブートキャンプ」、と表現すると、皆ひたすら黙々と技術研鑽に励むイメージかもしれませんが、実はその一部分にすぎません。このプログラムには、アメリカ、カナダ、イギリスといった、いわゆる英語圏の各国から約30名のプロスピーカーが一堂に会しました。

ストーリー × ロジカル思考で最強のスピーチが実現

2019-12-08T20:46:23-05:0012/08/2019|News, BTspeaking, Workshop|

 A社は、日本を代表するグローバル企業の一つです。次期幹部候補のリーダーシップ育成プログラムの一環として、2日間にわたるプレゼン研修を担当し、私自身のスピーチコーチとしての提供価値を再確認したとともに、参加者の人生に影響を与えられたという実感を強く持てた研修となりました。

聞き手をひきつけるストーリー作りのコツ

2019-06-01T23:04:19-04:0004/23/2019|News, BTspeaking|

人は「コントラスト」に心が揺れる ここまで、コーポレートストーリーの作り方をひと通りご説明しました。さらに聞き手を引きつけるストーリー作りのコツとは、なんでしょうか。 ビジネスにおいて、商談であれ、商品デモであれ、社内ミーティングであれ、伝えたいメッセージを受け入れてもらえるよう、相手を説得する必要があります。しかし人が説得されるためには、頭で情報を理解しただけでは不十分で、心が揺れ動くことが必要です。つまり人は心が揺れると共感しやすいものなのです。 前回まででご紹介した、よくあるパターンの「事例紹介」では、事実が事実として情報提供されているだけですが、ストーリーになると、登場人物が出てきて彼らがセリフをしゃべり、彼らの葛藤や変化、学びなどが見えます。そういった人間ドラマが見えると、人は、「自分もそうだ! あるある! うちの会社も似たようなことがある!」と、身近に感じることができるわけです。 では、その「心が揺れる」ストーリーをどう作るか。その大切な要素として「コントラスト」があります。 人が最もストーリーに引き込まれるのは、ドキドキしたりハラハラする心の動きを感じられるからです。安泰だった状況に、危機や困難が訪れ、解決しそうになったら一難去ってまた一難と、山あり谷ありのストーリーが繰り広げられます。つまり人は、コントラストのあるストーリーに引き込まれるのです。 例えば、皆さんの好きなエンターテインメント映画を思い浮かべてみてください。 『スター・ウォーズ』でも『ロード・オブ・ザ・リング』でも『ハリー・ポッター』でも、途中に「ドキドキハラハラ」があって、主人公と一緒に困難をかいくぐり、手に汗を握る体験をするからこそ、最後のハッピーエンドでスカッとしたのではないでしょうか。 こうした人気映画は、第2回コラムでお伝えした通り、3幕構造になっており、まずは第1幕で、主な登場人物が出てきて、ストーリーの状況設定が行われ、次の第2幕では、その状況に何らかの危機が訪れて、主役の登場人物は、様々な困難が降りかかりながらも、果敢に立ち向かい、危機的状況に変化をもたらします。そして最後の第3幕では、その変化の結果得られた新たな状況が描写されます。 よく「サスペンスに満ちたドラマ」などといいますが、この「サスペンス」とは、観客に不安や緊張の心理を与え、物語の結末を知ることへの希求を抱かせ、心をつなぎとめる手法のことなのです。 ストーリーは、「モールエスカレーター」方式で もし、映画『タイタニック』で、タイタニック号が氷山にぶつかってすぐに沈没していたら、映画がすぐに終わってしまい、聞き手の興味は持続しないことでしょう。これはいわばエレベーターのように、目的地まで急上昇、あるいは急降下するようなストーリー作りです。 この「エレベーター方式」は、聞き手を最後までひきつけ続け、動かすところまでもっていくことを目的とするプレゼンやスピーチでは、避けたいものです。 逆にタイタニック号が氷山にぶつかった後に、いつまでたっても足元が浸水しているだけの状態が続いていたら、映画の観客はすぐに見飽きてしまいます。いわば「歩く歩道」のように、どこまでいっても平らな進行だからです。 この「歩く歩道」方式もプレゼンやスピーチでは避けたいものです。 ではコントラストを出すためにどういう上がり方がいいのか。それは、「モールエスカレーター」方式です。 ショッピングモールのエスカレーターを使った昇り方を想定してみましょう。 モールエスカレーターで2階へ昇ると周りにショップがあります。そのショップをぐるりと見て回ってから、また次のエスカレーターで3階に上がるという作りになっています。首都圏の方なら表参道ヒルズを思い起こすと、イメージを浮かべやすいでしょう。デパートのエスカレーターでも見かけるかもしれません。 映画『タイタニック』も、この「モールエスカレーター」形式で進んでいきます。 氷山にぶつかりボイラールームに浸水した(上昇)、でも船の上層階にいる人たちは全く気付かず優雅に過ごしている(安定)、やがて2階も浸水し始める(上昇)、でもキャプテンは楽観視(安定)、手錠をかけられていた主人公ジャックの部屋にも浸水が始まる(上昇)というように「コントラスト」が次々と現れるからこそ、緊張感が徐々に高まり、興味が長く持続します。 ...

情報のエンターテインメント

2019-03-04T11:22:26-05:0002/27/2019|News, BTspeaking|

プレゼンは聞き手を「TALL」にするもの そもそも、プレゼンが果たす役割とはなんでしょうか。 インターネットやモバイル技術など、コミュニケーション手段が多様に手に入る今日、情報伝達は容易にできます。なぜ、生身の人間が特定の時間に特定の場所にわざわざ行って、話を聞く必要があるのでしょうか。 …

グローバルリーダー必須のスキル

2020-08-26T13:15:12-04:0011/27/2018|News, BTspeaking|

早くも年の瀬が迫っていますね。今年を振り返ってみると、筆者はアメリカでプロフェッショナル・スピーカーとしてデビューした昨年に続き、今年はアメリカのプロフェッショナル・スピーカー・エージェンシーにも採用され、着実に、日本人という枠を超えて活動ができるようになってきました。来年はさらに、全米トップレベルのプロフェッショナル・スピーカーにも負けないクオリティーを目指していきたいと思っています。 …

読み物原稿とスピーチ原稿の共通点・相違点

2018-08-21T13:43:46-04:0008/01/2018|News, BTspeaking|

先日私は、とあるベテランライターの方の講演会に参加してきました。その方はなんと、一時期流行った、「アッシーくん」という表現の生みの親! 少女小説からファッショントレンド記事、ビジネスコンテンツまで、文体を自在に変化させて幅広いジャンルにおいての執筆をなさっている、文才あふれるすご腕ライターです。 …

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